当院は
茨城ロボッツの
01カンパニーです

ワンちゃんの飼主様へ

TO THE DOG OWNER

ワンちゃんの健康を維持するためには、基本的な予防・定期的な健康診断・日ごろのケアが大事です。
ワンちゃんとの楽しい生活を過ごすために、しっかりと知ってあげてください。

まずはここから!日々の予防

DAY-TO-DAY PREVENTION

ワンちゃんの健康管理のためには、日々の予防が大事です。まずは、下記の4つの予防をやりましょう。

フィラリア症予防

春になり温かくなってくると、蚊が出てきます。フィラリア症は蚊が媒介して起こる病気ですが、しっかり予防できる病気でもあります。フィラリア予防には血液検査でフィラリアに感染していないことを確かめてから、フィラリア予防を始めていきます。
茨城県では、5月末か6月頭~12月の7回の予防が必要です。また、当院ではフィラリアの検査の際に同時に行える健康診断をお勧めしております。せっかく採血するので、一緒に実施してあげてください。

狂犬病予防接種

犬だけでなく、ほぼ全ての哺乳動物が感染する病気です。狂犬病にかかった動物に噛まれることにより感染し、発症すると100%死にいたる恐ろしい伝染病です。
ただし、ワクチン接種によって予防が可能です。これはヒト以外の哺乳動物でも同様であり、そのため日本では狂犬病予防法によって飼い犬の登録と生後90日を越えた飼い犬への年1回のワクチン接種が義務付けられています。狂犬病の予防注射は狂犬病蔓延を防ぐための飼主様の義務でもあります。茨城県では、毎年4月頃よりご自宅に狂犬病注射のハガキが届きますので、ご持参ください。

ノミダニ予防

ワンちゃんにノミ・ダニが寄生すると皮膚炎を始めとする様々な病気をを引き起こします。また、ワンちゃんに付いたノミダニは飼主様も刺すことで、皮膚炎や感染症を引き起こします。死者も出ている感染症(SFTSなど)も引き起こします。
「今ついていないから」ではなくて、ノミダニが付く前に「付かないように」してあげてください。また、ワンちゃんに付いたノミダニは飼主様も刺すことで、人獣共通感染症を引き起こします。

ワクチン接種

当院では様々な病気を予防できる混合ワクチン接種をお勧めしています。
お外で飼われていたり、お散歩が好きなワンちゃんは感染するリスクが高くなります。室内のみで飼育されている場合にも、トリミングなどに行くことがあれば注意が必要です。
また、災害時に避難所に同行避難をする必要が出た場合に愛犬を伝染病から守るためには混合ワクチンの接種が必須となります。飼育方法を問わずにしっかりと接種してあげてください。

避妊・去勢手術

CONTRACEPTION・CASTRATION SURGERY

避妊・去勢手術には下記のようなメリット・デメリットがあります。ワンちゃんの一生に関わることですので、家族で良く話し合ってあげてください。

メリット

・子宮卵巣疾患(メス)や前立腺疾患(オス) などの生殖器の病気を防ぐことが出来る

・望まない繁殖を防ぐ

・マーキングや発情を防ぐ

・発情期の不用意なストレスを防ぐ

デメリット

太りやすくなります。 肥満になると、心臓疾患、呼吸器疾患、関節疾患、泌尿器疾患、糖尿病などのリスクが高くなります。

当院では、飼主様に安心して手術を受けていただくために様々な取り組みを行っております。詳しくはコチラ

こんなことにも気をつけて!

BE CAREFUL SUCH A THING

健康診断

水戸動物病院では、年に1回~2回の健康診断をお勧めしています。尿・便検査などの簡単な内容から人間ドッグのような内容まで幅広く対応しています。病気の早期発見のために実施しましょう。

皮膚病

夏は皮膚病になりやすい時期でもあります。定期的にシャンプーなどを行うなど、ワンちゃんを清潔にしてあげてください。また、特に皮膚の弱い子は人間のお肌と同じように乾燥による皮膚のトラブルが出ることがあります。シャンプー後の保湿や、薬浴を行うことで改善します。皮膚の異常を少しでも感じたらひどくなる前にご相談ください。

歯のトラブル

自分で歯磨きができないワンちゃんには人間と同様に、お口の中のトラブルが多くあります。歯石や歯周病など、放っておくと歯がボロボロになったり、臭いの原因になりますので、日ごろのケアが重要です。

熱中症

夏は気温があがり熱中症が増えてきます。お散歩時のアスファルトからの反射熱や、室内の温度には十分気をつけてください。対策としては涼しい時間帯でのお散歩やこまめな給水、室内ではエアコンによる温度管理や窓を開けて風通しをよくすることなどがあります。特に、水のあげ忘れには気をつけてください。