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看護師ブログ

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動物看護師の仕事4

2015/06/29

こんにちは。動物看護師の石井です。
梅雨に入り、じめじめとした日が続いていますね。
洗濯物もなかなか乾かず溜まる一方で、当院の乾燥機もフル活動しています。

さて、久々に動物看護師の仕事シリーズ、今回は昼間の時間帯についてです。
当院は9:00~12:00、16:00~19:00が診療時間であり、12:00~16:00は手術・往診となっております。
では手術・往診の入っていない昼の時間帯は一体なにをしているのかと疑問に思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
手術・往診が入っていなくても、意外とやることは多くバタバタとしています。
例えば、入院している子、あるいは時間がかかるため日中お預かりしている子の検査や処置です。エコー検査やレントゲン検査、糖尿病の子の血糖値検査、傷の処置、薬浴、リハビリなど挙げられます。

また、動物に直接関わる仕事以外にも在庫管理や事務作業などあり、むしろこちらのほうが細々とした仕事がたくさんあるかもしれません。
例えばエリザベスカラーは業者さんに発注するとプラスチックのみの状態で何十枚と届きますが、患者様にお出しする前に首に触れる側にガムテープを張り付け、皮膚への負担を少しでも和らげるようにしています。

また動物病院に来院する子たちは、猫や超小型犬~大型犬までと体の大きさがまるで違うので、お薬の処方でも1回1錠で処方する子もいれば○分の1と細かく分割して処方する子もいたりと様々です。錠剤を2分の1に割るのは比較的簡単ですが、4分の1、さらには8分の1となるとかなり細かい作業で時間がかかってしまいます。そこで頻繁に出るお薬は○分の1に割ったものを少し作り溜めしています。

カルテや問診票、順番票、入院カードなど、消耗の激しい用紙のコピーも頻繁にしています。

月末や月初めは一番忙しく、翌月ワクチン予定の子へのダイレクトメールの作成、保険の請求、初診の方や狂犬病のはがきのまとめ作業などがあります。

12:00~16:00までの4時間、長いお昼休憩だなぁと思っている方がいましたら、けしてずっと休んでいるわけではないことを知っていただけたら嬉しいです。