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看護師ブログ

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お薬の飲ませ方

2014/07/02

こんにちは。動物看護士の藤島です。                                                                       最近は、暑い日もあれば急にどしゃぶりの雨や雷で天候が読めなくて大変ですね。

さて、今シーズンのフィラリア予防の投薬が始まっています。                                                         フィラリアのお薬は美味しいおやつタイプなので嫌がる子は少ないと思いますが、ヒトと同じようにわんちゃんねこちゃんも病気や健康診断で異常が見つかったりすると、お薬を飲まなくてはいけない機会が出てきます。 皆様のお家のわんちゃんねこちゃんはお薬を上手に飲めますか?                                                     今日は普段から質問の多いお薬の飲ませ方についてお話いたしと思います。

飼い主様から、飲ませ始めた頃は上手に飲んでくれていたのに、ある時からお薬だけをペッと出してしまったり、大好きなご飯でさえも警戒するようになったり、家族の薬担当の人に寄ってこなくなってしまったなど困っているお話をよく耳にします。

薬の形状は錠剤・粉・カプセル・シロップなどがあります。                                                           一番確実に投薬できる方法は直接法です。これは、上あごと下あごを持って口を開きのどの奥にお薬を落とすので、飲んだかどうかの確認がしやすいと思います。飲ませる際に、嫌がったり暴れたりする場合は二人で行うとよいでしょう。                                         食いしん坊な子はご飯に混ぜる方法が一番与えやすいと思います。この場合は、ご飯全体にお薬を混ぜるのではなく、お薬を飲ませるだけの量を別にして混ぜたり、ドライフードをふやかしてお団子状にしそこに混ぜて与えることがポイントです。                                    シロップは、お薬と一緒に投薬器を入れていますので、指示された量を測って口の際から舐めさせるように与えてください。口の中にお薬が残っていると、ヨダレやあわがぶくぶく出てくる場合もありますので、投薬後にお水を飲ませてあげるとよいでしょう。

飲ませる薬の種類によって、形状や飲ませる期間が変わったり、食前・ご飯と一緒・空腹時など与える時間が指定されている場合もありますので、飼い主様も大変かと思いますが、なるべく苦痛を与えないような方法を一緒に見つけていきましょう。飲ませ方がわからない場合は、お気軽にご相談ください。